武漢から1/31付けの読売新聞の報道によると、チャ-タ-機第3便で日本人149人が到着した。帰国者は合計565人となった。
今回の帰国者は千葉のホテル(三日月?)に収容されるといいます。しかも相部屋との報道もあるようです。 豪州ではインド洋の離島のクリスマス島に帰国者をいったん隔離するとの報道があります。
このコロナウイルスは接触感染ゆえに、人とは2m離れよと聞いています。このチャ-タ-飛行機でエコノミ-座席に押し込まれたら、機内で感染するかもしれません。 そのせいでもないと思いますが、内地に無事到着しても潜伏期間との関係で一定程度の隔離が必要になります。 収容されるホテルは相部屋と聞いています、これまた危険です。
今回は内陸なので飛行機の利用しか考えられませんが、危機管理の責任者には船の利用もあると選択肢のひとつとして考えておかれたらどうでしょうか。
海上自衛隊に50名程の入院ができる「ましゅう」型の補給船と「おおすみ」型の1000人乗せて病床8床の自衛艦を持っています。何日かかけて航海するので、その間に経過観察が出来ます、また感染の確認作業も船内でできる。 入港後の隔離もできるでしょう。 考慮しておく価値は充分にあるでしょう。
ここでかって「緊急援助隊拡大構想」を2013年に政治家に訴えその後にトルコや台湾の地震被害があり、それがさぞかし役立ったであろうにと悔しがったことがありました。
何事も事前に考えておくことが大事だと云えましょう。
同様の機能を持つ艦艇との比較
基準排水量 8900トン 1350トン 13500トン 19500トン
全長 178m 197m 221m 248m
速力 22ノット 30ノット 24ノット 30ノット
搭載ヘリ 搭載可能 4機 搭載可能 9機
舟艇運用 LCAC2隻 作業艇・内火艇のみ 作業艇・内火艇のみ 作業艇・内火艇のみ
輸送人員 1000名 100名 なし 500名
病床 8床 8床 46床 35床
同型艦 2隻 2隻 2隻 2隻
追記
政府専用機の今回の使用を中国政府より断られたという報道を聞きました。 歴史的な問題にこだわりがある国とは軍に関わるものの使用を断られるケ-スがある。 韓国に関しても同様であろう。不幸にも必要な事態になたったら他の事態を事前に考えておかねばなるまい。
フェリ-「はくおう」を武漢からの施設帰国者の宿泊(隔離?)施設としての利用を決定したようである。
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/防衛省、民間フェリーを武漢からの帰国者の宿泊施設に活用/ar-BBZvX1K?ocid=spartanntp
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/河野防衛相、武漢帰国者の一時滞在にフェリー派遣命令/ar-BBZvUSi
2020-1-31