燃料漏れ

 

 昨年はオイル交換を自分でした。 今回はオイル交換と燃料フィルタ-の交換を業者に頼んだ。 クル-ズに出る際に発効前点検をしたところ、油漏れが見つかり修理をしてもらう。

  最初は燃料フィ-ドポンプの部分から垂れて漏れているように見えたので、このポンプを新品に取り換えた。

 

 

f:id:hayame2:20200731071002j:plain

  ヤンマ-2GM 漏れ箇所と燃料ポンプ

 

 修理完了までに時間を要し出発予定時刻を過ぎて出る。 下津井瀬戸の通峡予定時間に遅れたので、潮流が逆流になり通峡中には船速は1ノット台になる。何とか瀬戸を無事通航することができた。 今日の目的地・白石島まで1時間ほど余分に時間がかかり入港した。

 

 着岸後にエンジンの点検をしたところ、ビルジ溜まりに軽油が1cm位貯まっていた。 修理がうまくいっていないようだ。 しかたなく、これより先のクル-ズプランを断念して母校・倉敷へ帰ることにした。

 そこへ帰り、 業者を呼んで再度修理をしてもらう。 上図にあるようにポンプから燃料フィルタ-に接続している、鉄製燃料パイプの締め付けボルトが1/4ほど緩かったのが燃料漏れの原因だった。

 

 燃料フィルタ-交換の際に業者は、エンジンから燃料フィルタ-ケ-スと燃料パイプを外すことによりフィルタ-を交換した。 戻す組み立ての際に漏れ原因箇所のボルトの締めが甘かったようだ。1/4程ゆるかったので最後までガツンというところまで締めなければならなかった。

 教訓をひとつ、ポンプあたりの漏れは他の原因でもここに集まりやすい傾向があるようだ。 そこへ至る部分の点検にが重要である。

  デイ-ゼルだから軽油漏れであり、ガソリン漏れではなかったので火が付くことが少なく幸いであった。 エンジンを普段からキレイにふき取っておき、漏れに速く気が付くようにしておくことが大事です。

 

    2020-7-31