2024年01月07日
下記地図にあるようなJR穴吹駅より穴吹川に沿って新宮神社、白人神社、磐境神明神社、三木家、東宮御所神社を訪ねた。 それをするのに年金暮らしには身に過ぎた支出であり、人生最大のタクシー料金2万6千円の支払いになった。 昨年は入院を余儀なくされたこともあり、今回の徳島県でのタクシー総額では15万以上にもなり、先行き不安の焦りが生じた老生にとって焼けっパッチ消費になった。
穴吹川は四国一の透明度を誇る清流で四万十川を凌ぐものだそうです。川沿いの山間地も狭く人家はほとんど見られなかった。わずかに山の中腹の小さい平坦地に家が建っているのが散見された。古代にはそれゆえに何をして暮らしていたのかと思わされた。
ユダヤの民でないかと云われる忌部族は天皇家の祭祀を司る民である。 悲眼寺に卑弥呼・天照大御神がいたということから,祭祀にしようする大麻や麻を栽培してこのような山地で暮らしていたのであろう。
三木家周辺地図
新宮神社
新宮神社の元社といわれる。訪ねてみればただの村社としか思えないたたずまいである。 すぐ近くに白人神社や磐境神明神社があるので、それとの関連地域ということで重視されているのではないでしょうか?
白人神社・しらひと
24代仁賢天皇の時代にこの地に白髪の老翁が天下り、この地を「宮内」と改めるよう発言したのが起源とされる。 狛犬ではなくうさぎが置かれている。
本殿
灯籠の上にウサギがのっている
磐境神明神社・いわさかしんめい
白人神社の横の駐車場の奥に鳥居と階段があり、奥宮といわれる磐境神明神社がある。 1740年代に発見された。竹内文書で5社3門の史跡とある。 古代ユダヤの神殿に似たつくりであると云われている。
ここの階段を登っていく
5社3門の石造りの祭壇
三木家
すれ違う車に充分に注意を払う細い山道を登りながらたどり着く。 まあ、限界集落という言葉があるけれど、当てはまりそうな山間の土地である。 ここに天皇の代替わりの大嘗祭に必須の麻の麁服(あらたえ)を制作・献上する忌部氏の三木家が存在する。
訪ねた時には人影が見当たらずに母屋を見学することも無く立ち去った。
三木家 300円で中を見学できる
栽培された麻は別の場所で麁服を製作されるようだ。
麻栽培畑
忌部の三木氏は忌部御所神社を奉斎した。
東宮御所神社 と春宮神社
近くを訪れた美智子様がここのことをお尋ねになったというが、舗装されていない山道を登りつめたところにあり、秘境中の秘境と呼ぶようなところである。 ぽつんと一軒家という番組のようなところである。
この案内板の赤矢印方面に行く
祭神は、天照大神、国常立命・くにとこたちのみこと です
東宮御所神社
本殿
春宮神社
東宮御所神社とほぼ同じ位置と思える場所にある。 祭神は、土御門天皇,後嵯峨天皇です、
春宮神社の鳥居と下奥に見える本宮
2024-1-7
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