濱崎太平治・8代

濱崎太平治・8代 1814-1863

  

 指宿にヨットで立ち寄るまで、フェリー乗り場近くでこの像を見かけるまで、指宿の偉人については何も知りませんでした。 この家は代々同じ名前を引き継ぐ家系です。 この像の濱崎太平治は代8代にあたります。 江戸時代の3傑として紀州近松門左衛門、加賀の銭屋五兵衛と彼を言います。他に海の豪商と言えば高田屋嘉兵衛が知られています。

 この8代は芋を拾うような少年にまで稼業が傾きます。18歳で家を継ぎ借財して建て直して拡大発展させました。奄美琉球の交易で利益を得ました。 薩摩藩家老調所広郷の藩政改革の一翼をにない、函館、那覇、長崎、大阪、新潟、佐渡などに支店をおくまでになった。薩摩藩にも多額の献金をあいて、斉彬の機械紡績に貢献し、薩摩英国留学(9代)にも貢献した。亡くなるときには考明天皇が侍医を差し向けるほど維新に貢献した。

 10代目の放蕩により没落したが、大番頭の川崎正蔵(1836-1912)が川崎造船所川崎重工を設立した。



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 銅像  フェリーのりば近くにある



 
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  案内板



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  誕生の地



       2023-9-1