赤穂城に行ってきました。 赤穂線に岡山から乗っていったのだが、途中で乗り換えていく羽目になった。岡山から赤穂までの通しの運転は時間に1本程度の運行である。岡山から山陽線で相生それから赤穂線で赤穂の経路のほうが本数も多く便利なように思われる。
 JR赤穂駅からほぼ真っ直ぐ徒歩10分位でお城に着く。 途中に花岳寺は赤穂浪士のお墓がある。

 

 花岳寺


 

  花岳寺から赤穂城へ行く途中で見かけた街並み


 赤穂浪士で有名な赤穂藩は広島の浅野長政の傍流の浅野長重による。1649年より赤穂城の築城工事が始まる。1661年に城が出来た。 現在は海岸から離れているが、すぐ海岸が迫っており水手門や船溜まりがあった。 本丸の周囲に2の丸が囲み南側は海、東側は川、その北に3の丸が配置されていた。横から銃撃できるように意識された縄張りの近代的な城である。

 赤穂城模型


 大手門2層隅櫓

 

 2の丸大手門

 

 桝形虎口

 

 大石邸長屋門(1500石筆頭家老)


 2の丸堀


 本丸表門・復元

 

 本丸  本丸御殿跡  中央奥には天守台


  天守台  天守は作られなかった


 本丸 厩口門

 

 本丸堀

 

 水手門

  城跡には役所の建物や学校が現在利用しているのは多いのであるけれど、赤穂城のえらいところは、これらを撤去して復元工事をしているところである。発掘調査をして整備を現在もしているところは大変好感がもてる。先に津山城を見たが赤穂城を見習うべきと思う。 5万石の城としては規模も大きく努力もしていて見どころのあるお城である。

 余談だが、町も小ぶりで落ち着きが感じられ、住んでみたい候補のひとつと思われた。

 

      2020-7-15