音戸の早瀬
倉橋島海の駅より次の寄港地下蒲刈へ行くには2つの航路が考えられた。
距離は最短である。 北東の風の時には風力強く、上りになり厳しい
2. 音戸の早瀬を抜け音戸の瀬戸を通峡して安芸灘大橋(女猫の瀬戸)を航行する
航路
距離長く、狭水道航法になる
秋のこの時期は季節の変わり目で北東風が継続して強い時期である。そのため倉橋島では3泊して天候の回復を待った。慎重を規して早瀬の航路を選択した。
早瀬大橋 橋高36m
江田島と倉橋島に架かる早瀬大橋は呉からの軍艦の航行が考慮されているので高さはある。 早瀬の瀬戸の航行は倉橋島側に接近しすぎてヒヤリとした。
早瀬の瀬戸 倉橋島側に浅いところがある
音戸の瀬戸ではいつものことであるが松山からの高速船に水路の中央で出会う。小型船どうしなので左舷対左舷でかわした。
女猫の瀬戸
今回は下蒲刈の真近の女猫の瀬戸で難儀をした。下図の黄色の航路で見られるように下蒲刈側に寄って安芸灘大橋を抜ける寸前まで航ったが速度ゼロになり進まず。 大きく落とされて本土側を目指して針路をとった。反流をつかんだのか進み始めて下蒲刈港に入港することができた。 何度もここを通航したがこんな目にあったことはない。 最強時の反流にあったのであろうか。気をつけなければなるまい。
女猫の瀬戸
2024-11-16