室戸岬 周辺図
26番 金剛頂寺
大同元年、唐から帰国途次の空海が当地に立ち寄り創建したとされる。鎌倉時代になると無縁所となり、体制から逃れた人々をすべて受け入れ「西寺乞食(にしでらこつじ)」と呼ばれるようになり、侵すことのできない聖域として存在した。
本堂、 本尊は、薬師如来
大師堂
「一粒万倍の釜」
弘法大師が、三合三勺(495 g)のお米を入れて炊いたところ、万倍にも増え、飢えた人々を救ったという。
25番 津照寺
室津の港からすぐのところにある。
大同2年(807年)に空海がこの地を巡錫した際、山の形が宝珠に似ておりこの地が霊地であると感得し、宝珠に合わせ、一刀三礼して延命地蔵菩薩を刻み堂宇を建立し開創したという。
鐘楼門 竜宮城みたいである
大師堂
24番 最御崎寺・ほつみさきじ
空海は都での学問に飽き足りず、19歳の延暦11年(792年)頃からの約5年間、山林修行を続けた。室戸岬にほど近い洞窟(御厨人窟)で虚空蔵求聞持法に励んだとされる。寺伝によれば空海は大同2年(807年)に、嵯峨天皇の勅願を受けて本尊の虚空蔵菩薩を刻み、本寺を開創したとされる。
仁王門
鐘石 叩くと極楽へ届く
多宝塔
2024-8-15