新しい戦前

  

 

 タモリさん

   
 昨年に黒柳徹子の年末の番組に恒例のタモリが登場しました。 小生は途中から見ていて、その時の話題はテレビが茶の間に登場した時のエピソ-ドなどであった。

 その番組の中では「タモリ発言」・新しい戦前になる」を見ていません。 するどい嗅覚と直感を持っている彼のことですから、その波紋が世間に広がっているのでしょう。

  タモリ  来年は「新しい戦前になるんじゃないですかね」
 https://news.yahoo.co.jp/articles/26058d1be65d1bded3a7561dd96cdc80198f7103


 タモリの戦争とは何を想定したものだか分かりません。 考えてみてください。


 1. 日本が先の日中戦争のように望んで突き進んでいく戦争なのか? 
 2. 回避しようとしていても相手はそれを望まず、開戦に追い込まれていく太平洋戦争なのか? 
 3. 持っていた原爆は自主的に返還し、NATOへの加入ができないまま、「同盟も核もない国」ゆえに、自国への侵攻を許し、自衛戦争をせざる負えない ウクライナ戦争なのか? 

 まぎれもなく日本が置かれている戦争は3.なので それは憲法の第9条に合致したものである。 今の日本の現状が「武力を持って他国を脅かそうと考えている国」であると認識しているとしたら、その人の頭がどうかしているしか思えないでしょう。とんでもない杞憂と虚言である。

 ウクライナのような自衛戦争になり、それが正義の戦争であったとしても、勝利を得るとは限りません。勝利を得たとしても、核戦争にならなくても、最低でも10万単位の死者が予想されます。 理不尽な相手が戦争を起させないように押し止めなければなりません。 抑止力を築くために今回の防衛予算の増額となります。

 5年間で達成しようとする自分の都合だけの予算配分計画では自国を守ることはできません。相手がどう動くか予想できない。諸国民の公正と信義を勝手に期待しても、他人はこちらの期待と願望どおりに動いてくれるわけでは決してない現実がある。(ウクライナで分かったように)

 コロナ予算では100兆円を使ったと云います。それもコロナ増税をしないで。やりようによっては日本の財政はそれ位の懐があるということです。 それゆえに、思い切って効果最大の防衛予算を短期的に使えうことが出来る。 国民の支持のもとに為政者の決断次第だと思われます。

 現状のイージス艦のミサイルは、ミサイルの格納ボックスの中にはすべてが充足していないと云います。在るものを撃ってしまえば次は無いという恐ろしい状況です。 停泊中のイ-ジス艦の格納蓋を開けて見せる一般公開でもしたら良いと思われます。 また、北朝鮮でも戦争なら瞬時に大量のミサイルを撃ってく戦術を取ること、変速ミサイルが出現した今では、攻撃してくるミサイルを撃ち漏らして多数が着弾してくるこれらの現状を国民に知らしむべしです。 中国のように日本の30万以上の人口を持つ都市には核ミサイルの照準を合わせているという厳しい現状も知らせるべきでしょう。


     年初めの妄想・初夢


 1. アメリカからミサイル付きの原潜3隻をレンタルして自衛隊員で運航する。これが一番効果的。
 2. 南西諸島の機雷封鎖の演習と準備
 3. 緊急事態には60歳-80歳の予備役を投入、 そのためのシルバ-予備役の登録、今まで培った能力の登録、匍匐前進や突撃はできなくても役立つことがある。
 4. 中国海軍の揚陸艦に事前照準しておく、現在13隻 
 


  機雷封鎖


        2023-1-2


   おやすみバッハ ~心地よい眠りのための、バッハメドレー
   https://www.youtube.com/watch?v=JZZYkIRhwTg