2022年12月06日
平戸―黒島
平戸を出て、いよいよ五島列島の世界遺産の教会を訪ねる航海にでた。 黒島は佐世保市の行政区に属する。 佐世保市相浦―高島ー黒島に連絡船フェリ-が航行している。
世界遺産は天主堂だけではなく集落も認定されている。 案内所にレンタサイクルがあるので、それで廻るとよい。 今回は徒歩20分ほどで天主堂に着いた。 信者が集まるのに便利なように島の中央部に建てられたという。この天主堂は1879年に建設され、1902年に建て替えられたものです。
黒島天主堂
この黒島は17世紀から平戸藩の牧場があった。19世紀初頭にそれが廃止される。その跡地の開発に外海地方から移住して7つの集落ができた。そのうちの6つが潜伏キリスタンの集落であった。
教会内部
集落は世界遺産の構成要素として認定されている。 しかし、他もそうだが、潜伏していた信徒は目立たない辺鄙なところに住んでいたので、これと言った場所をみつけるのは難しい。 ここは徒歩で行けるところに限って今回は見ることになった。
本村集落
本村(ほんむら)集落は移住前の最初に出来た集落である。ここの庄屋屋敷において潜伏キリシタンの取り締まりが行われたという。
1865年の信徒発見の後、黒島から600人の信徒がいると分かった。
黒島 ヨット泊地
赤丸は実際の係留地、 青丸は候補
赤丸 写真 階段付近
入港して左側にフェリ-になる前の旧連絡船の係留場所がある、階段もあるようなので予備の係留地になれると思われる。 今回係留した前の青丸の候補地は空いているように思えるが、尋ねる必要がありそう。
2022-12-6