手術後6年を経過して

022年01月06日

 

  

  2021年 12/8-28まで入院をする。 6年ほど前に脱臼骨折の手術をしたところの「術後感染慢性骨髄炎」との診断で手術をすることになる。 先の手術で肩に2本のピン・ボルトが埋め込まれていた。 今度のレントゲン検査で2本のピンを繋いでいたワイヤ-が切れていたのが映っていました。 それが原因で菌を呼び込み体内で悪さをしたのでしょう。 外傷による菌の侵入ではありません。

 2021年の秋巡航の時には肩に水が貯まったので、それから染み出てシャツを汚していましたが、痛くもなく腕も90度くらいは持ち上がるし、これはリハビリ終了後と同じ可動だったので、気にかけずに小生は満足の行ったクル-ズを楽しんでいました。 帰宅してクリニックへ行ったらすぐ病院行きで、手術をすることになりました。 病院では「ピンを抜くようにといわれませんでした?」と問われても施術をした医師はそれを言わずに最近退職していた、リハビリをした地元のクリニックも1年余りの期間にそれを云われなかった。 今となればピンを抜く処置は医療の常識であったようだ。

 手術では肩を10cm位切り開いて、ピンを抜きよく中を洗浄しその穴に抗生薬を入れて、また、腐った部分を切除した。 切り開いて現状を見てみないと症状の進み具合を判断できない、最悪には人工関節の手段を取ることもあり得ると病院の医師から聞かされた。 幸いにも洗浄だけで済んだようだ。 再発しやすいので今後は注意が必要とのことである。 寸止めで助かったようだ。 この後、形成外科で穴の開いた部分の治療がある。

  ここやブログで「爺爺のリハビリ治療 卒業」を書いていますが、卒業とはいかなくて再入学となりました。 今度の手術は切ったり貼ったりしたところが少なかったのでしょう。 術後1週間ほどの間に2回の院内リハビリで元に戻れそうな気がしています。 やっぱり再発が怖いなあ。

 問題点は中核医療の病院と地元のクリニックとの連携・連絡がうまくいかないとこのような事態が起きると思われる。 米国の友人は日本にもヤブがいるのだなと...言っていましたが。

 中核病院はすぐに地元へ返したがる傾向があるようだ。ここ病院の整形外科も紹介がないと診療が受けられない、このような別の問題もあるのだが。



      2022-1-6