コロナ 和歌山モデル

2021年09月02日

 



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  仁坂 和歌山県知事



  コロナ対策で和歌山モデルが存在するのを, このデルタ株による爆発的な陽性者が広がっている最近になって知った。 なんでも皆と揃えたがる他府県の中で、唯一,皆と違った方針で臨んでいるのが和歌山だ。 日本に地方自治があって良かったという珍しい例ではないかと小生に思われる。 

 現在のコロナの状況は初めての緊急事態の状況と言える出現である。 今までは、自分の立場を都合よくするためなのか、オオカミ少年のように緊急事態を吠えていたが、今がその時であろう。 その声を聞き飽きてきた庶民は現に非常事態を迎えても従う気持ちが失せている。

 自宅療養(放置)の人数がここ1か月で6倍になったという。 放置されて保険所に連絡すれどもつながらず、救急車に幸い乗れたとしても入院先が決まらずに降ろされるという人がいる。 パニックている保険所の人が、個人の命の選択のトリア-ジを行っているのが現状である。担当した職員の力量と時の運により我が命が決まる。 陽性者となり医師の診療で処遇が決まるわけではない。 このような状況を医療崩壊・非常事態というのであろう。

 和歌山県では陽性者はすべて入院措置をとっている。 そこで経過を見て良好なら家庭療養に送り込む。 家庭療養が他のように診療の入り口ではない。 症状の急変がこの病気の恐ろしいところであるが、この和歌山県の入院処置により人知れず自宅で死亡する心配はなくなる。 入院して早期の治療が行われるので、従い重傷者は少なくなる。 庶民には急変が一番の心配である。PCR検査は陽性者の周辺に徹底的に行われる。 ワクチンしか解決策はないのだけれど、和歌山県はトップの接種率を誇る。


 下記に知事の会見の動画を聞いてみてください。 全員入院ゆえの詳細なデ-タによる対策が述べられています。 狭いゆえの専門家の判断によらず、現実的なコロナ対策になっています。


和歌山県における新型コロナウイルス感染症発生状況 | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)  20分まで知事会見
https://www.pref.wakayama.lg.jp/bcms/nettv/p_ch4/ch4_movie/01_r3nendo/20210829.html 8/25

「国にさからう 和歌山モデル」  青山繫晴チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=X_L-sa6_mOo    43分


     2021-9-2