立憲民主党の政権復帰が見えたか?  

 


 パルスオキシメーター  血中酸素濃度を測る

 

 立憲民主党は国会でひたすら政権批判に徹し、次の選挙では自民党公明党のように悪手の政党と手を組んでまで政権復帰を遂げようとしていたが、その展望は皆無と思われた。 しかし、 今回の菅首相が「コロナの重症者を守るために感染者の自宅療法を原則とする方針」を唐突に発表した。 自民党内で議論していないようだ。 誰と相談したのかは知らされていない。 独裁者が孤独の中で決断したのであろうか。

 この決定が今までのものと大きく異なり、今までの政策のほころびを一挙に露呈させ、国民を覚醒させて政権交代を促すものになるであろう。 アベノマスクは嘲笑させるだけで、それは財政の無駄使いだけで終わったけれど、今回は自分の命に係わる問題だ。 

 感染者数は毎日発表されるがPCR検査の陽性判明者数である。発病者数ではなく、多くの擬陽性者数も含む。陽性が分かった時の判断は保険所がその収容先の判断をしているのであろう。 医者が診断して決めたのではないようです。 医療機関の逼迫度により違うと思われるが、保険所の判断がマチマチで、入院して症状を観察しているだけで、点滴すらなされていない患者ももいるという。 また、自宅やホテル待機の人で急な重症化がおきて、その入院先を探している中で亡くなっている方々もいる。 ホテル療養でも東京都の場合は病院ではないので治療はされずに自分の免疫力だけで戦わねばならないという。 自宅待機を指示されタレントが友人から渡されたパルスオキシオメ-タ-の数値を保健所に知らせたところ入院措置になり一命を救われたエピソ-ドを知っていたので、小生は今回の措置の報道でその器具をアマゾンで注文した。 庶民にとっては重症化を知る唯一の手段はこのメ-タ-の数値だけである。 現在では自宅放置されるだけの現実を知った。

 病院ひっ迫対策用の1.5兆円のコロナ予算を使わないで残し、これまでの期間に病床対策をサボタ-ジュしてきた厚労省の役人、緑のタヌキ知事らの人々。また、病室を増やすとその後に病院経営の悪化を恐れて自身の保身に走った医師会。 家庭内感染が一番多い数字であるのに、ファクトのない居酒屋の責任にしてきた事実。まだ、まだ問題があるでしょう。 小生は基本的疾患があり毎月を訪れ同じ薬を5年以上も処方されている。欧米ではこのような患者には3か月ごとに薬がまとめてもらえるという。 非常時にこのような処置をとらずに漫然と医者の業務を続けて、効率的な医療をすることもない。医療の現状を変える処置をとるなら、往診とかテレワ-ク診療に尽力できるであろう。 何もせずに家庭内で待機せよとは、あきれるばかりである。家庭内療養にまかせれば家庭内クラスタ-を助成するようなものです。

 イベルメクチンとかアビガンのような薬があるのに、こういう時すなわち家庭内療養を強制するような医療崩壊の時にその使用の臨時的処置を厚生省ないし総理大臣はとらないのであろうか。 イベルメクチンは安価でインドにおいて効果を上げたのではないのか。 その薬は家庭内療養にはぴったりのものである。

  例え政権交代が起こったとしても、期待感が湧かないのも事実である。 さらに、ヒドイ状況にならないことを祈るばかりである。

 

 菅首相、自宅療養の新方針撤回せず 「丁寧に説明する」 

  菅義偉(すが・よしひで)首相は4日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う病床逼迫に対応するため、感染者が急増する地域では重症患者や重症化リスクの高い患者以外は自宅療養を基本とする政府方針に関し、与党から撤回要求が出ていることについて「撤回ではなく、しっかり説明するようにということだ。必要な医療を受けられるようにするための措置だから、丁寧に説明し、理解してもらう」と述べた。首相官邸で記者団に語った。 産経新聞より

 

 政府は「何のためにあるのか? 入院規制やめろ」 青山繫晴チャンネル

(700) 【ぼくらの国会・第193回】ニュースの尻尾「政府は何のためにあるのか?入院規制ヤメロ」 - YouTube

 

【独自】東京 自宅療養中の死者急増 30~50代 8月に8人(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

 

          2021-8-5