倉敷・美観地区

倉敷・美観地区


 大原美術館のある倉敷へは前々から行ってみたいところであった。 ヨットの上架船艇塗りで宿泊を必要としたことから、倉敷に宿をとった。 ちょうど第1次コロナの減衰期にあたり縛りが解けたので、ありがたいことに半額でホ
テルが利用できた。 上架作業を終えて夕方より美観地区を見学する。 ここ3年程に瀬戸内に在るいろいろに街並み保存地区を小生は見てきたつもりである。規模やその質はそれらに比べてこの美観地区が高いものであると思う。 今後もここを上回るものを探しても無いと思われる。

 倉敷は天領であったので、米を倉敷川を利用して集積し、江戸に船で運んでいた。 また、玉島で述べたように、この地方は綿花の栽培地であったので維新後に倉敷紡績クラボウ)が起業して発展した。 クラボウの社主・大原総一郎が街並み保存を思いつき現在のようになる基礎を築いた。大正の時代から保存に力を尽くしたので、これほどになったのでしょう。

 欧米の美術館も最近では比較的容易に見られる状況になり、毎年のようにそこから借りてきた作品の美術展が開催されている。それで、大原美術館の見学は今回は時間的に限られたゆえに見送った。 また、年に1度は船艇塗りを行うゆえ別の機会に譲りたいと思う。



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  美観地区入り口


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 倉敷川左岸間所の街並み


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 大原美術館


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 名の知れない裏道り


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 アイビ-スクエア入り口


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 アイビ-スクエア


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 本町街並み


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 有隣荘  大原家旧別邸


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 国指定重要文化財 旧大原家住宅



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 中橋と倉敷考古館


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 倉敷川左岸の街並み


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  倉敷館


    2020-7-18